今年、新宿・歌舞伎町にオープンした『週プレ酒場』。その中にある完全予約制の『週プレ酒BAR』では、毎日のように豪華女性タレントたちが“日替わりママ”を務めている。


そんな日替わりママたちと一緒に飲んだり話したりできる、夢のようなバーの雰囲気をお伝えすべくスタートした、週プレNEWSの連載シリーズ。

第14回は、過去にはその体型から、『有吉反省会』で有吉弘行に「土偶アイドル」と名付けられたぽっちゃり系グラビアアイドル水樹たまさん!

そんな水樹さんとお話しすべく、今回も、酒の席で女性を口説いたことなどない草食系ライター・Aがバーに向かった…。

* * *

―日替わりママ、お疲れ様でした!

水樹 ありがとうございます~。バーに来る前は「お客さん、埋まってるかな…」と不安だったんですけど、フタを開けてみたら3部とも満席でホッとしました(笑)。この狭い空間に5人だけということもあって、“はじめまして”の仲なのに一体感がある会だったというか…普段やるDVDのイベントよりも近くて濃い時間でしたね。

―水樹さんが、目の前に1時間もいてくれるわけですもんね。


水樹 私からするとファンの方が1時間もいてくれるわけで(笑)。今回は2回目のママだったんですけど、Twitterでは何度かリプライのやり取りをさせていただいた方も来てくれて。画面とは見た目も話し方もイメージが違う人とかも結構いらっしゃって。例えば…カワイイ名前だから「中性的な人なのかな…」と思っていたらハードボイルドな方だったりとか。

―SNSとリアルで全くイメージが違う…現代っぽい体験!(笑)

水樹 もちろんいい方たちでしたよ(笑)。そんな風に、ファンの方のことがわかった1日でした。
次もやりたいです!



―ぜひお願いします! ところで水樹さん、お酒を片手にした写真をTwitterにもよくアップしてますけど…今日もお酒を?

水樹 そう、飲んだくれなんですよ~、でも今日はハイボール10杯くらいにセーブして。

―セーブして10杯ですか!?

水樹 あっ、量はセーブできてないか。普段は日本酒とかワインとか、割りモノじゃないお酒を毎日飲んでるので…そういう意味でのセーブです(笑)。

―やっぱり酒豪っぽい…(笑)。それだけ飲むと、お酒の失敗談なんかもお持ちなのでは?

水樹 32年間生きてきて、一度だけ失敗しましたね。失恋したというか…私が「いいな」と思ってた男性が、実は既婚者だったってことを知った日だったんですけど、友達を集めてものすご~く飲んだんですよ。




















―いわゆるヤケ酒ですか!

水樹 で、帰り道に…ウソみたいな話なんですけど、泥酔して電柱に抱きついたり、地面にゴンゴロゴンゴロ転がったりしてたんですよ。それでおまわりさんが来て、住所を教えてお家まで連れて行ってもらって。

ーゴンゴロゴンゴロって! この連載の中で一番の泥酔エピソードです!(笑)

水樹 ですよね(笑)。この話、怖いところがもう1コあって。私、転がったりしている時の記憶が全部ハッキリしてるんですよ。変なことをやってるのはわかってるのに何やってるんだっていう。


―お酒、コワすぎです!

水樹 「もう二度と飲まない」って誓ったんですけど…まあ、飲んでますね(笑)。



―ほどほどにしてくださいね(笑)。ところで、この連載では毎回のママさんに“男のモテ方”や“酒の場での男の振る舞い方”を学ばせてもらってるんですけど…さっきの話を聞いてると、水樹さんは酒が飲める男のほうが好きそうですね。

水樹 いやいや、私も「お酒が飲めない男性」でも大丈夫ですよ!

―えー!? 一緒に飲める男のほうが絶対いいじゃないですか!

水樹 飲めるに越したことはないんですけど、私くらいになると、誰と飲んでも大抵の人が先に潰れちゃうんですよ。だからもう、しょうがないんです!

―理由がすごすぎる!(笑)

水樹 (小声で)本当は飲みながら男の人に甘えたいのに、変なところで“長女感”出してみんなの面倒とか見ちゃうんですよね~…。だから甘えやすい年上の男性がいいかもしれないです。




―なるほど、好きなタイプでいうと、肉食と草食ならどっちが好きですか?

水樹 私が草食というか、「いいな」と思った人には自分から誘えなくなるタイプなので、肉食の人がいいです。ご飯の好みもめちゃくちゃ肉食なんですけど(笑)。

―絶妙な“肉食かぶせ”が入った!(笑) 聞いた話によると、水樹さんは大食いなんだとか?

水樹 大食いというより長期戦タイプですね。朝9時まで居酒屋で飲んだり食べたりしてます。でも、男性って飲むペースが早い分、女性より早めに酔い潰れちゃうイメージありますけど、別に私は朝まで付き合ってくれなくてもいいんです。いっぱい食べても怒らないでいてくれればそれでいい。


―あっ、モテない僕でもそれはわかりますよ! 女性の体型のことを言う男はモテないですよね!(ドヤ顔)

水樹 いや、体型のことは言われてもいいんですよ(真顔)。「食べるなよ」「飲むなよ」って言われたくないんです。だって、それって生きる上では「寝るなよ」って言われるのと一緒ですよね? それは、あんまりじゃないですか!?



―…そこ!? 体型は言われていいんですか…!?(笑) ちなみに今、「食べる」「寝る」って3大欲求のふたつが出てきましたけど、残りひとつである「性欲」…男性はエロいほうが好みですか?

水樹 それは絶対、エロいほうがいいと思います(キッパリ)。昔、付き合ってた男性が、私に全然興味なくて。お泊まりして彼にちょっかい出しても「俺、そういうの興味ないから」って言ってきたり、「外で他の人と済ませてきて」みたいに言われたことも…。

―そんなヒドい男いるんですか!? というか、草食の僕が言うのもなんですけど…草食の次元、超えてません!?

水樹 人生最大級にショックでした(泣)。だからエロい男のほうがいい。…もう飲んでなきゃやってられないです(ハイボールを飲みながら)。

―さっき「ほどほどに」と言いましたが、今日は飲んじゃってください…。じゃあ、水樹さんは「自分より年上&肉食で、気に触る言い方をしてこないエロい人」が好み、と。他に「男性はこうあるべき!」という絶対条件って?

水樹 「おいしいお店を知っていて、そこに誘ってくれること」! 何よりもおいしいお酒と食べ物が一番なので…そこに誘ってくれる人がいいですね(笑)。私より食べれるかそうでないないかは気にしてないので!



―水樹さん、キャラが徹底してますね(笑)。ちなみに、「こういう系のお店を教えてほしい!」っていうのはあるんですか?

水樹 最近はたこ焼きです。私、たこ焼きにハマっていて、大阪にも食べに行くんですよ。詳しい人、待ってま~す(笑)。

―僕もたこ焼き、勉強してきます! では最後に、読者へひと言お願いします!

水樹 週プレ酒場さんって本当にお料理がおいしいんですよ。こういうコンセプト居酒屋って色眼鏡で見ちゃいがちですけど、唐揚げも“よだれ鶏”も、お茶漬けも全部おいしい。オススメです!

―…突然宣伝していただいてすごくありがたいんですけど、ご自身のアピールを!(笑)

水樹 だって、おいしいんですもん。コレ、ちゃんと書いてくださいね!(笑) いいですか、特にお茶漬けです! 薄すぎず濃すぎず、優しいけどしっかりした味つけのお茶漬け、私が3回目のママになれる日があったらぜひ食べに来てくださ~い! 今度はちょっと減量してきます(笑)!

(取材・文/アオキユウ[short cut] 撮影/武田敏将)

●水樹たま(みずき・たま)









1985年7月16日生まれ。埼玉県出身。身長152cm B94 W59 H94









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