
今回は自民党の圧勝に終わった衆院選後の政局、そして安倍首相との密接な関係を示したトランプ大統領の訪日とその後の韓国、ロシア訪問について分析する!
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鈴木 今回は8月以来の開催となります。10月22日に衆議院総選挙の投開票が行なわれました。私は残念ながら当選とはなりませんでしたが、娘の貴子は自民党の若手として出馬し、おかげさまで3回目の当選を果たしました。私も生涯政治家として、これからも政治活動をひたむきに続けていきたいと思っています。
さて、まずはその衆院選後の政局にまつわる分析から、佐藤さんにお願いしたいと思います。
佐藤 わかりました。正直なところ、今の政局は世の中が思うほど安定していないと思っています。国会議員の7割5分ほどが、かなり右寄りの考えを持っているという状況ですが、そのような政治情勢において、昨今話題になっているようなスキャンダルや暴言の類いは、政局を大きく揺るがす要因になりかねません。
加えて、安倍総理の支持率と、自民党の獲得議席数から見た支持率にも乖離(かいり)がありすぎる。このことは、党内政局を引き起こす可能性を含んでいます。よほどのことがない限り、来年の総裁選では安倍さんが再選されるわけですが、統一地方選、参院選などに向けて不安が募ります。
鈴木 希望の党を立ち上げた
アンタ達より国民の方がよく理解している、現政権は消去法で残っているだけ。