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今、ネクストファッションリーダーとして注目を集めているのが、切れ長の眼と独特な雰囲気が印象的な田中芽衣ちゃん(18)。

彼女は現在、『JELLY』や『mini』『LARME』など、さまざまなファッション誌でモデルとして活躍しているほか、最近ではカンヌ国際映画祭のマーケットに出品されたショートフィルム『七年目の化石』や、モトーラ世理奈と保紫萌香がW主演を務め話題となった映画『少女邂逅』のスピンオフ配信ドラマ『放課後ソーダ日和』などに主演の一人として出演するなど、女優としても評価を高めている。

そして、田中芽衣ちゃんのもうひとつ特筆すべき点は、SNSでの存在感だ。ツイッター・インスタグラムのフォロワー数はどちらも30万人超! 同世代のモデルたちと比較しても頭ひとつぬけた数字だ。

中高生の女のコたちに絶大な影響力を持つ、田中芽衣ちゃんとは、いったいどんな女のコなのか? デビューのきっかけから、SNSの活用方法など、話を聞いた!

―今では、カリスマモデルとして抜群の知名度を誇る田中芽衣さんですが、そもそもデビューしたきっかけは何だったんでしょうか?

田中 デビューのきっかけは、事務所のスカウトです。もともとツイッターなどのSNSで自分の趣味とか、おすすめのコスメとかを発信していたんですけど、それをたまたま事務所の方が見つけて、熊本まで来てくれたんです。それで、中学校を卒業するまでは、東京に通いながらお仕事をしていました。

―え、通われてたんですか!? でも、デビューは中学校3年生とかですよね。

かなり大変だったのでは?

田中 はい......。何よりウィークリーマンションの生活が大変すぎて......。自分の家じゃないし、友達少ないし、落ち着かないし、荷物も毎回重いし、で精神的に辛かったです。その後、中学校を卒業したタイミングで東京でのひとり暮らしをはじめました。

ツイッター・インスタ共にフォロワー30万人超! 新たなティーンのファッションアイコン・田中芽衣ちゃんとは?

―ひとり暮らしでは、ホームシックとかになりませんでした?

田中 いや~、めっちゃ泣いてましたね。友達もいないし。

ママもシングルマザーでひとり娘の私を大事にしてくれてたから、テレビ電話とかしてふたりで泣いたり。でも、そんなひとり娘を東京に出してくれたことに感謝してます。

―東京に来て、最初はどんなお仕事をされてたんですか?

田中 ティーン誌でモデルをしてました。あとは、子役的な感じでドラマに出させていただいたり。

―お仕事は楽しかったですか?

田中 すごい楽しかったです。中学校2年生くらいから体調が悪くて入院もしてたんですけど、その時にずっとファッション誌を見ていて、モデルに憧れを抱いていました。

だから、モデルになれたことが嬉しいですし、お仕事をできていることが楽しいんです。

―幸せなんですね。

田中 はい。努力も努力だと思いませんでしたね。お風呂上がってマッサージとかスキンケアにあわせて3時間かけてましたし、それでさえも楽しかったんです。ただ、女優さんのお仕事は最初、まだ中学生だったこともあり、刺激的すぎてどうしよう......って。

そこに対しては不安がありました。

―でも、今では主演を務めたショートフィルム『七年目の化石』がカンヌ国際映画祭のマーケットに出品されたり、現在配信されている『少女邂逅』のスピンオフ配信ドラマなどで、女優として注目されてきていると思うんですけど、なぜ積極的に取り組めるようになったんですか?

田中 ある時、演技とファッションのポージングってつながってるものがあるなって思ったんです。だからそんなにモデルと女優でスタンスを変えないで取り組むことができるようになりました。

特に私の場合、テイストの違う複数の雑誌に出演させていただいてるので、それぞれで「カワイイ」だったり、「クール」だったりを演じる必要があるんです。

―たしかに、田中さんは『JELLY』『mini』『LARME』など、多くの雑誌でモデルを務められてますが、それぞれでかなりテイストが違いますよね。

田中 良い意味で染まらないようにしたいんです。

もちろん、ある程度好きなテイストとかはあるんですけど、じゃあたとえばモードが好きだから、普段モードだけを着るというよりは、ワンピースとかをはさんで、甘めの洋服も着ようとか、ふり幅を広く持っていたいと思ってます。着てないと洋服って本当に似合わなくなって、着させられてる感がでちゃうんですよ。

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―憧れのモデルさんはいますか?

田中 (水原)希子さんは、すごい好きです。ただ、私、安室ちゃん以外で「うゎーーーーーー!」ってなるような人生の憧れの人ってなかなかいないんですよね。

―そういえば、安室ちゃんの大ファンなんですよね? 引退されちゃうのはやっぱりショックですか?

田中 最初に発表されたときは泣きましたけど、安室ちゃんが決めたことは応援しようって思ってます。

―安室ちゃんのどんなところに、惹かれているんですか?

田中 絶対生歌なのも好きなんですが、やっぱり生き方です。

人気絶頂の時に、子供をご出産されたり、その後離婚もされたけど、また活動を続けてっていう、その強く生きてる姿がかっこいいんですよね。なりたいとかじゃなくて、純粋に憧れです。

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―たしかに強くてかっこい女性像を体現されてますよね。話は変わりますが、田中さんといえばSNSのフォロワーが多いことでも知られていますが、本格的にSNS、特にインスタグラムに取り組みだしたのはいつごろですか?

田中 まず、出演していたティーン誌が2016年に休刊になって、私にとって誌面に定期的に出れる媒体がなくなっちゃったんですね。その時に「SNSでは埋もれちゃだめだ、ここは自分で作れる世界だから」と思って真剣に取り組むようにしたんです。

―投稿で心がけてることはかあります?

田中 いっぱいあります! 文は短く分かりやすく。写真は、同じ画角のものは並べないとか自分の中でいくつかルールがあります。

―細かいことまで考えてるんですね。

田中 はい。私はテレビにたくさん出ていたりするわけでもないので、本当にSNSを大事に活用していました。どれだけみんなが興味を持てるものをクリエイティブできるかは、真剣に考えてます。友達とかにも「芽衣、フォロワーすごいよね!」とか言われるけど、「考えてるもん!」みたいな。

―ちゃんと戦略を練ってるわけですね(笑)。田中さんのインスタの投稿にはよくフィルムカメラが出てきますが趣味なんですか?

田中 はい、趣味はフィルムカメラです。友達が使っているのを見て、おもしろいなぁって。最初は写ルンですから入ったんですが、ハマりすぎてフィルムカメラを買いました。私たちの世代って、昔のものが新しく感じてすごく面白いんです。わざわざ現像してCDにして、スマホに入れてって、そのひと手間が新鮮で。

それに、スマホのカメラじゃ出せない味もあるし、「あぁ、このときこれ撮ってた!」って、現像してから思い出す記憶みたいのも好きです。

―何を撮ってるんですか?

田中 物、友達、風景ですね。友達を撮ってるのが、一番楽しい。私、人撮るのすごい得意なんですよ。

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―じゃあ、オフの日も結構外に出て、撮影をされたり? 

田中 いや、寝てます(笑)。完全に。もう死んでますね。オフの前日の夜に夜更かしするんです。映画とか、今まで撮りためていたドラマとかめっちゃ観て。それで、朝の3時とかに寝て、10何時間寝て起きたらもう夕方みたいな(笑)。そのあと、夜から友達とご飯行ったりしますけど。

―文字通りオフですね(笑)。ありがとうございました! 最後になりますが、今後の目標を教えて下さい!

田中 今年の目標は、CMに出ることだったんですけど、うれしいことにもう出演させていただいて。

―あ、「栄光ゼミナール」のCMですよね! 「のびしろガール」ってすごい可愛かったです!

田中 本当ですか? うれしーー!! 展示会とか行くとみんなにイジられるんですよね。「のびしろガールがきた!!」って。

反響もかなりいただいたので、今後もCMに出たいなって思いますし、女優さんのお仕事も、本格的に挑戦していきたいです。今は、いろいろなことに興味があるので、それをいかして活躍の場を広げたいなって思っています。

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■田中芽衣(たなか・めい)
2000年1月28日生まれ。熊本県出身。身長164cm。趣味=フィルムカメラ、洋服。2014年にデビューしモデル業を中心に人気を獲得。最近では、女優としても注目を浴びるなど活躍の場を広げている。○『少女邂逅』のスピンオフ配信ドラマ『放課後ソーダ日和』(Youtubeにて配信)にモモ役で出演中。その他、最新情報は、公式HP、公式Twitter【@mei_tnk】、公式Instagram【mei_tnk】でチェック!!

撮影/玉井美世子