
ソーラーリュックは電動バイクを走らせるには発電量が足りなかったが、ナビなどに使うスマホの電源用として背負うことにした
東海道五十三次は京都・三条大橋から東京・日本橋まで、487.8kmの道のり。毎日晴れれば、来年の6月頃に完走だ。
......これではどうしようもない。日照時間・晴天率が全国トップクラスの宮崎県にあるソーラー発電のスペシャリスト、株式会社関谷の関谷勝幸社長に電話してみた。
週プレ あのー、電動バイクにソーラーパネルを積んで充電しながら、ずーっと走り続けたいんですけど。
関谷 ......無理です。
週プレ そこをなんとか!
関谷 電動バイクを充電するとなると、最低200Wのソーラーパネルが欲しい。畳2枚分くらいの広さがありますから、走行中に広げるのは無理ですが、停車中に充電するならできる可能性はあります。ただし、そのままバイクに充電するより、いったんポータブル電源に充電して、そこからバイクのバッテリーを充電するほうが安定します。
週プレ じゃ、それで。
関谷 ............。
電話では、この壮大なロマンは伝わりそうにない。今回の企画のベースキャンプがある兵庫県西宮市からクルマで走ること約1000km、宮崎県の関谷本社に到着した。

日照時間日本トップクラスの宮崎県にあるソーラー発電のスペシャリスト企業、株式会社関谷でレクチャーを受けた
■もうこれ以上、荷物を積めない......
「本当に来たんですね......」