不気味な支持の広がり。21世紀のファシズムは"オナ禁"から生まれる?

不気味な支持の広がり。21世紀のファシズムは"オナ禁"から生まれる?

『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、禁欲主義がファシズムへとつながるロジックについて分析する。

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アメリカで今、"オナ禁"が真剣に問題視されています。自慰行為を控え、禁欲的な生活を送れば心身のコンディションが良くなる――そんなオナ禁の効果をうたう真偽不明の体験談やネタ記事はアメリカにも日本にも昔からあり、検索すれば山ほど出てきます。

しかし、アメリカでは昨今、"オナ禁ムーブメント"が徐々に妙な方向に転がりつつある。先日、英大手一般紙『ガーディアン』も、この問題を大まじめに取り上げて記事化したほどです。

そもそも、「オナニーが体に悪い」というような話は18世紀からキリスト教社会に存在していました。

スイスの医師サミュエル・オーギュスト・ティソ(1728~97年)は著書『オナニスム』でオナニー有害論を唱え、アメリカの医学博士ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ(1852~1943年)も徹底した禁欲主義を推奨し、「性衝動を抑えるため」に弟のウィルとともにコーンフレークの発明に着手しました(その後、兄弟は対立し、ウィルが独立してケロッグ社を設立)。

ただ、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て禁欲運動は徐々に縮小し、20世紀後半に向け、今度は多様性の拡大と軌を一にして性は解放されていきます。その反動として生まれたのが"反PMO"という過激なカウンター的禁欲主義です(PMOは「ポルノ」「マスターベーション」「オーガズム」の頭文字)。


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