側近大臣の連続辞任で「菅株」暴落。一番得したのは...安倍首相?

しかし、その参院選で菅長官の支援を受け、岸田氏の地元・広島で岸田派重鎮の溝手顕正(けんせい)元防災相に競り勝った河井案里(あんり)参院議員は、夫の河井前法相の大臣辞任の原因となったウグイス嬢買収疑惑で有罪となれば失職もありえる。その後の補選で溝手氏が当選すれば、岸田氏はメンツを回復し、ポスト安倍候補に再浮上してきます」

当然、上がる人がいれば、下がる人もいる。アップ組の代表が岸田氏とするなら、ダウン組の代表は、やはり2閣僚の辞任について「任命責任は私にある」と暗い顔で謝罪する羽目になった安倍晋三首相ではないか?

しかし、前出の鈴木氏はこう指摘する。

「普通に考えれば、閣僚の連続辞任で安倍首相は一番の貧乏くじを引いたということになるでしょう。しかし、見方を変えてみれば、実は菅長官のメンツが失われたことで最も得をしたのは安倍首相かもしれないのです」

野党やメディアに任命責任を追及されている安倍首相が得をしたとは、どういうことか? 鈴木氏が続ける。

「首相にしてみれば、ポスト安倍レースはどんぐりの背比べがいい。次期首相選びの流れを自らつくることで、首相退任後も"院政"を敷ける。あるいは、場合によっては4選を狙うシナリオも現実味を帯びる。しかし、菅長官がポスト安倍候補として圧倒的な力を持っている状況では、それもままなりません。

菅長官はこの7年間で内閣官房を押さえ、人事局を通じて霞が関の官僚を押さえた。また、自民党の無派閥議員のなかには"隠れ菅派"が40人以上いるとみられています。首相周辺は、こうして菅長官が突出した力を持つことを以前から警戒していましたが、その菅長官が側近たちの不始末で求心力を低下させた。ある意味、願ったり叶ったりのラッキーな状況なんです」

永田町は本当に摩訶不思議なところだ......。

写真/時事通信社

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「側近大臣の連続辞任で「菅株」暴落。一番得したのは...安倍首相?」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    くだらねー、でもそれが政界。

    0
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