強みの「組み立て技術」で、中国が2030年には日米欧を超える「自動車強国」になる?

強みの「組み立て技術」で、中国が2030年には日米欧を超える「自動車強国」になる?

「『擦り合わせ』の部分こそが、日本をはじめとした自動車生産先進国の強みであり、中国の自動車産業の『弱点』だということに気づいた」と語る湯進氏

イギリス、フランスが2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を打ち出すなど、従来の「エンジン」(内燃機関)から電気モーターを動力源とした「電動化」に向けて、大きな転換点を迎えつつある世界の自動車産業。

こうした「EV革命」の流れを好機ととらえ、25年までに「世界自動車強国」を目指すのが、中国だ。

電動化技術がもたらす産業構造の変化のみならず、自動車そのものを取り巻く環境が大きく変化するなか、中国政府はいかにして日米欧をしのぐ「自動車強国」の夢を実現しようとしているのか。

『2030中国自動車強国への戦略』の著者で、みずほ銀行主任研究員の湯進(タンジン)氏がその全貌を明らかにする。

* * *

──綿密な取材を基に書かれていて、中国の自動車産業の現状と未来はもちろん、「自動車産業の転換点」を考える上でも興味深い内容でした。本書を書こうと思われたきっかけは?

 10年前の09年、私は「中国の電子産業」についての研究を一冊の本にまとめました。当時の中国はすでにパソコン、携帯電話、テレビなどの電子産業で世界を席巻しており、この分野で「メイド・イン・チャイナ」が世界ナンバーワンの地位を手にしていたと言ってもいいでしょう。

一方、中国の自動車産業に目を転じると、当時の輸出台数はわずか数十万台にすぎず、日本や欧州とはとうてい比べものにならないほどの規模でしかなかった。この違いの理由はなんなのかと疑問に思い、自動車産業に関する調査・研究を始めたのが、そもそものきっかけですね。 


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