
ラッパー・般若氏(左)の映画体験を角田陽一郎がひもとく!
『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』など、数多くの人気番組を手がけてきたバラエティプロデューサー角田陽一郎氏が聞き手となり、著名人の映画体験をひもとく『週刊プレイボーイ』の連載『角田陽一郎のMoving Movies~その映画が人生を動かす~』。
前回に引き続き、長編ドキュメンタリー映画『その男、東京につき』が現在公開中のラッパー、般若さんを直撃!
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――子供の頃に見て印象に残っている作品はなんでしょう?
般若 『グーニーズ』(1985年)とかですかね。あとは『オーバー・ザ・トップ』(1987年)とか。
――シルベスター・スタローンの作品ですね! あれ熱いっすもんね。
般若 録画したビデオあります。あれはデカかったなあ。あと、衝撃だったのが『オルゴール』(1989年)。
――長渕剛さん主演のドラマ『とんぼ』(TBS/1988年)の続編的立ち位置の映画ですね。
般若 小5のときに見たんですけど、俺、ひとりで映画館に行ったんですよ。見終わったら、泣いちゃって。隣のおばさんにハンカチをもらったんです(笑)。
――「大丈夫?」って(笑)。
般若 「阿南(あなん)殺す!」「あいつ、ぜってー殺す」みたいになって(笑)。この映画に関しては、小学生でしたけど、2回見に行きましたね。
――その前の『とんぼ』も最高でしたよね。僕、当時高校生でしたけど衝撃でしたもん。