倉橋香衣(東京2020パラリンピック 車いすラグビー日本代表)×スポーツキャスター・中川絵美里「女性やから、ではなく果たしたい『役割』」

中川 では、リラックスして臨めたわけですね。周りの選手はいかがでしたか? 普通、初戦となると、どうしても硬くなってしまいがちですが。

倉橋 そうですね、試合前って、アップの段階でみんなけっこう緊張しているんですけど、特に初戦のフランス戦ではそれを感じましたね。

中川 激戦でしたしね。

倉橋 ええ。初戦に絶対勝たないと、その先の金メダルにはたどり着けないって。みんな、それを感じながら戦ってましたが、途中までずっと負けていて。

中川 車いすラグビーは、第1から第4ピリオドまで各8分、計3回のインターバルを置いて戦いますが、第4ピリオドの途中まで僅差で負けていて、終盤で逆転、53-51で勝利。

倉橋 なんとか勝って終わることができて、ほっとしたことを覚えてます。

中川 でも、すごいですよね。そんなギリギリの状況でも落ち着いて、周りを見られるって。

倉橋 どうなんやろ。緊張してたんかな。私、もともと人間観察が好きなんですね。「この人、どんな感じなんやろ?」って。試合前、じーっと観察してるんです。顔つきとか。

倉橋香衣(東京2020パラリンピック 車いすラグビー日本代表)×スポーツキャスター・中川絵美里「女性やから、ではなく果たしたい『役割』」

中川 倉橋選手はローポインター(障がいが重く持ち点が低い選手)です。車いすラグビーのルールは非常によくできていて、障がいの程度により、0.5~3.5点の持ち点=クラスが与えられて、コート上の4人の合計が8点以内に収まらないといけないという。

ただし、女性選手ひとりが入るとそこに0.5が加算され、上限が8.5まで広がります。そもそも倉橋選手は障がいが重いほうの0.5クラス、しかも女性ということで「クラス0.5F」という表記になるわけですよね。


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