俳優、芸人、スポーツ選手......膨大なレパートリーを誇るカメレオン芸人のものまね14連発! #1 松本人志
コロナ禍の影響で芸能界はにわかに代打ブーム。その好機を見事つかんだのが、ものまね芸人・JP。声優、NSC、ナベプロ、ショーパブ......。芸を磨き続けた苦節の19年を振り返る!
■同期のハライチより早くテレビ出演も......
「僕らの世代はみんな松本さんに憧れる。そういう人がお笑いを目指すと、だいたい松本さんとセンスやネタの作り方が似るんですが、僕は声やしぐさが似ていったんです」
1月30日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、新型コロナの濃厚接触者となり欠席した松本人志の代役として、東野幸治のものまねで出演した原口あきまさと共に、松本&東野の掛け合いコントを披露。
これが大反響で、2月20日の同番組でも、再び欠席した松本に代わり、オープニングに登場するなど、現在、バラエティに引っ張りだこのJP。しかし、このブレイクを迎えるまでに19年もかかっていた。
「いつか絶対売れると思ってたんです」
そう信じて疑わなかった生粋のものまね芸人、JPの素顔に迫る!

――大評判の松本人志ものまね。やるようになったきっかけは?
JP 20歳の頃、上京資金をためるためにトラックの運転手をやっていて、その車内で何げなく松本さんの声まねをしてみたら「これはいけるのでは......!?」と思って、本格的に練習を始めました。