東日本大震災が生んだエコな蓄電技術

東日本大震災が生んだエコな蓄電技術

2016年5月、アメリカの新興自動車メーカーであるテスラモーターズは、自社の新型電気自動車が発売後わずか1週間で32万台余の予約を集めたと公表し、話題を呼んだ。

これまでエコ技術の象徴のように言われながらも、いま一つ市場への普及が進まずにいた電気自動車(以下、EVと表記)。テスラモーターズ社をめぐる動きは、市場の今後を占う意味で見逃せないものといえよう。

この市場に関連して、もうひとつ興味深い動きが見られる。
EVの中古バッテリーを二次利用することで定置型蓄電池を作ろうというものだ。

■「EVの中古バッテリーを二次利用」というアイデアはいかにして生まれたのか

『4Rの突破力』(ダイヤモンド社刊)によれば、日産リーフで使用されているリチウムイオンバッテリーは、EV用途として10年使われたとしても、なお初期の70%程度の容量を残しているという。

EVにとって容量は航続距離に比例する為、容量が30%消費されたバッテリーは車用としての役割を終える。だが裏を返せば、EV用途としては厳しくても、他の用途であれば充分使えるだけの性能を有するのが、EVの中古バッテリーなのだ。

EVは元々、低酸素社会実現のために生み出されたという経緯を踏まえれば、日産内で「EVの中古バッテリーをなんとかして再利用できないか」という話が出てくるのは必然だった。

このような背景もあって、日産は2010年9月、リチウムイオン電池の製造から車のリース事業までを手がける住友商事とタッグを組み、フォーアールエナジーなる合弁会社を立ち上げるに至った。


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