いつの間にか味方が増える「巻き込み力」の源

――それはそうかもしれませんね。

鵜川:私はファンケルという化粧品や健康食品のメーカーに勤めていたのですが、その会社が1995年に初めて直営店舗を出したんですね。

化粧品も食品も賞味期限・使用期限があるものなので、店舗を出してしまうと鮮度のコントロールと在庫のコントロールが難しくなるということで、通販が主体だったんです。

今でこそネット通販で化粧品を買うことが一般的になりましたが、当時はまだ店舗に行って買うのが主流でした。それもあってやはり店舗が必要だと創業者とその事業の立ち上げリーダーの二人は思っていたのですが、周りは役員含めて大反対だったそうです。

でも、そのリーダーはあきらめずに実現の道を探りました。そこからブレイクするアイデアを出しながら結果的に直営店舗を形にしたのですが、それが今ではファンケルの基幹事業になっています。これは実現したいという思いの強さが成功を生んだ例だといえます。

――「意味のイノベーション」についての個所が印象的でした。これは既存の物事を別の視点から見ることで、これまでになかった価値を生み出していくということですが、こうした視点を磨くためにどのような鍛錬が必要なのでしょうか。

鵜川:やはり、自分の内なる疑問や感情の動きを無視しないことでしょうね。「これは何だろう」とか「これはおもしろそう」とか「これはちょっとつらいな」といったものを自分の中にとどめて、どうなったらより良くなるのか、どうして違和感や疑問を持ったのか問い続ける。これを続けることが物事を別の視点で眺めるトレーニングになります。


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