先週配信した記事では新橋のサラリーマンを中心とした街の人たちに、どのような言葉を「座右の銘」としているのか、アンケートを行いました。
さて、今週は様々な古今東西の著名人たちの「座右の銘」について調べてみました。出典元はオンラインフリー百科事典「Wikipedia」(9月22日現在)。特にスポーツ選手は自分を奮い立たせる言葉をしっかりと持っているように感じられます。
あの著名人はどんな言葉を「座右の銘」にしているのでしょうか。
◆松坂大輔選手(野球選手/ボストン・レッドソックス)
「目標が、その日その日を支配する」
恩師である横浜高校監督・渡辺元智氏の直伝の言葉。目標を定めることで、その一日のやることが決まる。これは一般人にも通じますよね。
◆野口みずき選手(マラソンランナー)
「走った距離は裏切らない」
アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの座右の銘は、まさにランナーの言葉です。毎日走り込み、栄光を勝ち取ったからこそ響きます。
◆大久保利通(明治時代の政治家/故人)
「為政清明」「堅忍不抜」
「為政清明」とは、政治を行う者は清らかでなければならないという意味。今の民主党はこの言葉の方向に向かっているのでしょうか…?
◆中内功(経営者/ダイエー創業者/故人)
「ネアカ、のびのび、へこたれず」
ダイエー創業者の中内功さんは流通科学大学学園長でもありましたが、大学の構内になる銅像にはこの言葉が彫られています。
◆津田恒実(元プロ野球選手/広島東洋カープ/故人)
「弱気は最大の敵」
広島カープを代表する炎のストッパーの代名詞とも言える言葉がこれ。今でもカープのリリーフ陣たち、そして選手やファンたちに勇気を与え続けている名言です。
◆銭形幸一(アニメキャラ/ルパン3世)
「ルパン逮捕」
銭形のとっつぁんの座右の銘はコレ。やはりルパンは銭形の人生の全てなのでしょう。テレビスペシャル「ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~」で質問され、こう答えています。
◆峯岸みなみさん(AKB48)/小笠原孝選手(野球選手/中日ドラゴンズ)
「勝っておごるな、負けて腐るな」(峯岸)/「勝って驕らず、負けて腐らず」(小笠原)
この2人の「座右の銘」は同じ言葉。峯岸さんの方は、公演のMC上で峯岸家の家訓であると言っています。自分を戒める、素晴らしい言葉ですね。
いかがでしょうか。歴史上の人物から今、活躍をしているスポーツ選手、アーティストまで、彼らの活躍の裏には、彼ら自身を律する、戒めとなる言葉がありました。強く生きるためにはこうした言葉が必要なのかも知れません。
もし、自分自身の座右の銘を探すのであれば、里文出版から刊行されている『座右の銘 意義ある人生のために』(「座右の銘」研究会/編)をお勧めします。まさに古今東西、約2500の名言が掲載されており、名言集としても使える1冊です。
珠玉の言葉たち、きっとそれはあなたの糧になるはずです。
(新刊JP編集部/金井元貴)
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