そんな、はづきさんは「スピリチュアルは明るくて楽しいもの」と言います。では、どうして、はづきさんはスピリチュアルの世界に足を踏み入れたのでしょうか。
『幸せなスピリーマン』(はづき虹映/原作、鈴木ぐり/作画、かんき出版/刊)は、自身の実体験を基に、一介のサラリーマンであったはづきさんが、スピリチュアルの世界に目覚めていく過程をコミックエッセイ化したものです。
はづきさんにとっての転機は1995年の阪神・淡路大震災でした。
当時、独立して起業、7名ほどの従業員を雇い、順風満帆な社長生活を送っているかのように見えたはづきさんでしたが、会社が成長していくにつれてプレッシャーが重くなり、出社拒否の状態にあったそうです。
そんな中で、起きた大地震。
幸い、家族や従業員は無事でしたが、オフィスは壊滅状態。ビジネスパートナーとも仲違いをしてしまい、はづきさんは失望の中で会社を去ります。
「本当に大事なことは何なのか?」
「どうすればいいのか、何をすべきなのか」
地震によって崩壊した街を目の当たりにしたはづきさんは、その問いに直面します。そして、「本当に大事なことは何なのか」の答えを、スピリチュアルの世界に求めたのです。
その後、はづきさんは、師匠となるA氏との出会いや別れなどを経て、スピリチュアルコーチとして開眼していきます。
「正解かどうかなんて、自分にしかわかりません。
本書は、はづきさんと弟子のつばき紀子さんの漫才を通して、スピリチュアルの世界を明るく、笑いを交えて説明していきます。
スピリチュアルの本質的な意味とは、自分の生き方を追求すること。そのために、様々な智慧を日常生活で実践し、自分自身がどういう存在なのか、何をすべきなのか、自分の中からその答えを導きだしていくのです。
今や、スピリチュアルの「暗い」「あやしい」というイメージは時代遅れなのかも知れません。はづきさんは自分たちが生まれてきた理由は「この世のすべてを味わいつくすこと」だと言います。
(新刊JP編集部/金井元貴)
■予告編動画
http://youtu.be/Cgj9fiTtK_k
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