企業はソーシャルメディアにどうアプローチすべきか

企業はソーシャルメディアにどうアプローチすべきか
 「ソーシャルメディア」という言葉は今でこそインターネットユーザーを中心にすっかり定着しているが、実際に一般的に使われるようになってからはまだ数年しか経過していない。そう考えれば、「ソーシャルメディア」が急速に普及していった様子が見えてくるのではないだろうか。
 この急速に発展するインターネットの世界を12年にわたり分析してきた武田隆氏は、著書『ソーシャルメディア進化論』(ダイヤモンド社/刊)で、ソーシャルメディアとは何か、そして企業のマーケティングとしてどのようにソーシャルメディアを活用すべきかについて語っている。
 武田氏は今の「ソーシャルメディア」をどう見ているのか、そして企業側は発展するソーシャルメディアに対し、どのようなアプローチを仕掛けるべきなのか。話を聞いた。


◆    ◆    ◆

――まず『ソーシャルメディア進化論』において印象的なのが、冒頭で引用されているイマニエル・カントの「地球は丸いので、われわれは結局、お互いの存在を認め合わなければならない」という言葉です。この言葉を引用された理由は何だったのでしょうか。

武田「とても意味深な言葉ですね。マーシャル・マクルーハンが『グーテンベルクの銀河系』の中で“グローバル・ヴィレッジ”という言葉を使いましたが、これは電子メディアが発展すると世界が一つの村になるという非常にユートピア的な文脈で解釈されています。でも、実はマクルーハンはそういったポジティブな文脈とは別に、すごく騒がしいゴシップにあふれた世界、窮屈でお互い監視し合うような世界になることを指摘しているんです。つまり、コミュニケーションの技術の発達はポジティブな影響をもたらすけれど、ネガティブな作用も起こすということです。このカントの言葉は、ポジティブでもないしネガティブでもない、逆に言えばプラスもマイナスも包含していて、まさに今、ソーシャルメディアが対峙している壁を言い表しているように思えます」

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2011年8月11日のライフスタイル記事

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