子どもを支配したがる「モラ母」とどう向き合うか

■理不尽な怒り
 モラ母はその時の気分で子どもを叱ります。そして、感情を吐き出す時は我慢しません。子どものしたことと母親の怒りに因果関係がないため、子どもはいつ怒られるかという予測ができません。その結果、安心できる時間がなくなり、自分のすべては母親の気分で決まると感じるようになってしまう可能性もあります。
■きょうだい間であからさまな差別
 きょうだいの扱いをあからさまに変えるのもモラ母によくある行動です。
 優遇される方は「長男だから」「家を継いでもらうから」といった理由でひいきし、冷遇される方は「おまえはダメだからダメなのだ」といわれ続けます。
■自分の虚栄心を押しつける
 モラ母にありがちな傾向として、社会的ステータスや世間の評判の高さにおもねる価値観を持っている、というのがあります。もちろん、これはどんな人にもある程度当てはまることなのでしょうが、モラ母においては特に顕著なようです。
 こういう人は虚栄心が強く、たとえば子どもが学校でいい成績を取ったり、有名な企業に入ったりすると自分のことのように自慢することが多いようです。

 モラ母は、自分自身がかかえる不満を子供にぶつけ、子育ては子供を支配することになっています。これは子供に愛情をかけることではありません。むしろこの母親自身が愛情をかけてもらった経験が薄く、自分を被害者や犠牲者だと認識しているからです。
 しかし子供はなぜ、母親が自分になぜ辛くあたるのかがわからず、母親の愛情を得ようとして、従属的な生き方をします。このまま子供がまともな愛情を知らずに大人になったときに、相変わらず続くモラ母からの支配が、子供をいつまでも自立させずに苦しめるのです。

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