面倒くさいと思うことは、誰もがもったことのある感情であるはず。しかし、これが趣味以外のことは全て面倒くさい。このように考えるようになってしまうと「めんどくさい・かったるい症候群」の恐れがあるのだ。
『現代型うつ病予備軍「滅公奉私」な人々』(牟田武生/著、ワニブックス/刊)では、「めんどくさい」「かったるい」若者たちの心理の本質に迫る。
ゲームなどのかなり特定された趣味以外のことは全て面倒くさい、かったるい。
学校も仕事も面倒くさいし、友達づきあいもめんどくさい。恋愛もかったるい、食事するのも面倒くさい。
このようなメンタリティになんら危機感を抱かない。あらゆることに対して「私事化優先」。このような若者のことを著者の牟田氏は「めんどくさい・かったるい症候群」と名付けた。「めんどくさい・かったるい症候群」は、自分の存在を社会の中で示す必要性を感じず、そもそも人生の生きる価値観をそこに置いていない。個と社会の間にある概念をもたないのだ。社会に対する責任という概念がない一方で、何か問題が起こるたびに、親、学校、会社が何とかしてくれるだろう、誰かが最終的には後片付けをしてくれると思い込んでいるという特徴もあると分析する。
このような「めんどくさい・かったるい症候群」の傾向がある人は意外に多いのかもしれない。
・自分の部屋が乱雑でしばらく