なぜ「空気を読む」ことが必要なのか?

なぜ「空気を読む」ことが必要なのか?
 「空気」が読めなくて失敗してしまう。「空気」が読めなくてその場で浮いてしまう。
 ビジネスでも、プライベートでも、「空気を読む」ことができるかで、成功するか、失敗するかが決まってしまうことがある。もし、その場の空気が悪化してしまった場合、その悪い空気の正体を見抜く力があれば、問題も解決できるはず。

 『「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法』(鈴木博毅/著、マガジンハウス/刊)は、空気をどう読めばいいか知りたい人、職場や人間関係、恋愛の場面での重苦しい空気を動かしたい人のために、自分を生きやすくするための空気の動かし方のテクニックを紹介する。

 空気を読む。これは、男女の仲にとっても重要なことだ。
 2012年の厚生労働省の推計では、過去1年間に離婚した夫婦は23万7000組。一番近くにいてくれる相手と、なぜよい関係を継続できないのだろうか。
 男性と女性では、同じ行為について受け取る意味が違う。例えば、日常の家庭のゴミ出し。この行為について、ある調査によると夫婦でまったく別の意味を持つという。

・妻にとっては「夫の愛情を測るバロメーター」
・夫にとっては義務的な作業のひとつに過ぎない

 夫がゴミ出しをしなくなったのは、単にほかに優先順位の高い作業があったから。ところが、妻にとっては夫が自分への愛情を表現してくれなかったことを意味する。夫にすれば、たいしたことでもないのに、なぜ妻が目くじらを立てるのかわからず、妻をなじるかもしれない。逆に妻にすれば、夫が自分に対する愛情をなくしたのだと、悲しく冷めた気持ちになるのを止めることができない。

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