あなたの家は今、どんな状態ですか? 玄関は靴が無造作に散らばり、家の中は必要のないものばかりだったりしないでしょうか。

 家は自分が住む場であり、“神様”が住む場でもあると述べるのは、古神道数秘術家の中井耀香さんです。
中井さんによれば人生に行き詰ったり、悩んでしまったりするときは家を「清める」ことが必要なのだそう。
 ここで気をつけたいのは、「運気を良くする」前にまず「難を避ける」ための「お清め」をすること。いくら運気が良くなることを実践しても、邪気を生み出し続ける場所を清めなければ効果がありません。

 ここでは、あなたの家にあるかもしれない「邪気」を生み出す家の中の場所をご紹介しましょう。すぐにチェックしてみてください。

■嫌な思い出が残っているものがそのまま残っている
 昔の恋人からもらったプレゼントをはじめ、嫌な思い出を思い起こさせるのになかなか捨てられないものってありますよね。
実はこういうものがあると運気は下がってしまうそうで、中井さんは「どんなに高価なものでも潔く捨てる」ことが大事だといいます。
 そもそも「捨てる」という行為は運気を上げるためにとても必要なこと。お金持ちの人の家はスッキリと片づいているのも、「捨てること=取捨選択」ができているということなのだそうです。嫌な思い出にとらわれ続けているよりは、それを捨ててしまったほうが幸運になれるはずです。

■お風呂の残り湯は再利用する
 節約のためにお風呂の残り湯を洗濯に使っている人は多いはず。ですが、これは運気を上げたいならば絶対やってはいけないことなのだとか。
お風呂は1日の邪気を洗い流す場。浴槽のお湯には、その人が1日につけてきた邪気がたまっています。
 家族が多ければ多いほど、邪気も多くなるので、残り湯は洗濯に使わず捨ててしまうようにしましょう。

■トイレのふたは閉めないまま
 毎回トイレのふたを開けたままにしていませんか? これも運気を下げるNG行為。トイレは人間の体から不要なものを出す場所。それにつながる排水管は外とつながっており、外からの邪気が家の中に入りやすい場所なのです。

 特にトイレは穴が多いので邪気が入りやすいので、使わないときは常にふたを閉めておくべきです。また、窓を開けっ放しにしたり、換気扇をまわしたりすることも大事。気をつけましょう。

 中井さんの著書である『神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」』(中経出版/刊)は、「難を逃れ、運気を上げる」ための方法が詳しく掲載されている一冊。
 風水をはじめいろいろなことを試しているのにちっとも運気が上がらない、人生が好転しないという人は本書を参考にしながらどの部分ができていないのかチェックし、家の中を整理していくことができます。
 いずれも少し気を付けることでできることですから、「最近運がよくない」と思っている人は実践してみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部)