夏の甲子園、球児達のその後

夏の甲子園、球児達のその後
       
 今月24日に行われた夏の甲子園の決勝戦、中京大中京(愛知)−日本文理(新潟)。序盤は中京大中京の一方的な展開だったが、日本文理は6点差を追う9回ツーアウトから脅威の粘りをみせ、1点差まで追いすがるも10−9で中京大中京高校が逃げ切り、43年ぶり、夏最多となる7度目の優勝で今年の夏の甲子園が幕を閉じた。

 毎年熱戦が繰り広げられる甲子園だが、夏がやってくるたびにファンの間で話題になる球児がいる。元巨人の江川卓氏清原和博氏、本書で語られる、現・ボストン・レッドソックス松坂大輔選手がそうだ。

 松坂選手と同学年にあたる1980年4月2日から1981年4月1日までに生まれた世代を「松坂世代」と呼ぶ。この「松坂世代」は松坂選手以外にも優れた選手が多く、現在もプロ野球で活躍している選手が数多くいることから言われるようになった言葉だ。

 本書では、松坂選手を中心に、松坂に敗れた男たち、横浜高校と延長17回の熱戦を繰り広げたPL学園の選手たち、当時の松坂選手とバッテリーを組んでいた小山良男氏、日本テレビアナウンサーの上重聡氏、プロ野球の新垣渚選手、和田毅選手など「松坂大輔」と関わり、なんらかの影響を受け刺激し合った彼らのその後を追う。

 プロ野球選手として活躍している者、野球をやめて別の職業に就いた者、進路はそれぞれだが、あの夏「松坂大輔」と甲子園で関わり、「松坂世代」と呼ばれる者たちはどのような思いを抱いて甲子園の後の人生を生きているのか、本書から読むことができる。

 終わりつつある夏の余韻を味わうにはもってこいの内容なのではないだろうか。
新刊JP編集部/田中規裕)

『松坂世代―マツザカ・ジェネレーション』
著者:矢崎良一
出版社:河出書房新社
価格(税込):¥1,890
発売中
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2009年8月26日のライフスタイル記事

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