「ひふみん」加藤一二三九段が引退危機!ファンからエールが

(画像は日本将棋連盟公式サイトのスクリーンショット)

将棋棋士でフジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』などに出演し、「ひふみん」の愛称で知られる加藤一二三九段が12日、東京将棋会館でC2順位戦の対局に臨んだ。

同九段は今年1月1日に77歳を迎えており、丸田祐三九段の76歳11ヶ月を抜き、史上最高齢対局棋士の新記録を更新した。

■77歳まで現役は驚異的将棋界では基本的に、棋士の序列を「順位戦」の成績で決定。名人を頂点に、A級からC2までクラス分けされており、それぞれ人員が限られている。

C2で降級点を3つ重ねると転落となり、「フリークラス」に。自らフリークラス宣言をするのではなく実力で落ちた場合、10年の間に規定の成績を残せないと強制的に引退となる。

そんな実力の世界で加藤九段は36期A級に在籍し、名人や十段などのタイトルを獲得。さらにNHK杯も7回優勝している大棋士だ。

現在はもっとも下のクラスまで落ちてしまったものの、77歳となった現在もプロ棋士として現役。これは驚異的なことといえる。

■引退の危機現役最年長棋士として活躍している加藤九段だが、現在C2クラスで降級点が2つついており、かなり厳しい状況。

同九段は年齢規定によってフリークラスで現役を続けられないため、3つ目がつくと引退となる。昨日の結果いかんでその可能性があっただけに、別の意味でも注目された。

当該対局は23時前まで続く熱戦となり、一時は加藤九段優勢との見方もでた。しかし若手の石田四段が押し切り、惜しくも敗戦。神崎・渡辺正和戦で神崎七段が勝利した場合、引退が決定することに。

ファンやメディアが注目した対局は持将棋指し直しとなり、0時過ぎに渡辺正和五段が勝利。12日時点での引退はなんとか免れた。

■残り2連勝が絶対条件引退を回避した加藤九段だが、その立場が厳しいことには変わりがない。残り2戦のうち1つでも負けると、引退の可能性が極めて高くなる。

大棋士だけになんとか現役を続けてもらいたいと、ファンからはエールが続々。

将棋ファンのSさんに聞くと、以下のような答えが帰ってきた。

「十段や名人をとったトップ棋士なら、地位も名声も手にいれているわけですから、負けが混んできた時点でスッパリと引退することもできたと思う。

加藤九段はどんなときでも『今の自分のほうが昔より強い』と豪語し、貪欲に勝ちを目指す。負けても負けても挑み続ける精神は、本当に凄いなあと関心させられます。そんな加藤九段の引退は、やはり寂しい。

ですが勝負の世界なので、勝てない棋士が引退させられるのは仕方ありません。残り2戦、全力で勝ちに行って欲しい。もちろん、棒銀で」

加藤九段の意地に期待したい。

・合わせて読みたい→将棋・久保利明九段が対局場に現れず不戦敗! その理由に驚き

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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