小沢一郎氏を批判する菅直人元首相 野党結集に浴びせる冷や水に関係者が激怒

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今年に入ってから、野党五党・一会派は幹事長・書記局長会談を定期的に重ねて、参院選の一人区で統一候補を立てることを確認して、候補者の選定を進めている。

■過去のしこりは消えつつある

2017年の総選挙で、野党は希望の党と立憲民主党に分裂して闘ったしこりが残った。完全には無理だが、徐々に癒やされていっている。その背景にあるのは安倍一強への警戒感。野党の目標は参院選で与党を過半数未満に追い込み、安倍政権を退陣に追い込むことだ。それができなければ今年11月、歴代総理で在任記録1位の桂太郎首相を抜いて、安倍晋三首相が歴代1位になる。なんとかそれを避けなければならない。小異を捨て大同につこうとする野党のあせりは、そういうところにある。

■「菅 vs 小沢」の因縁

そんな野党再編が進むときに、後ろから石を投げるようなことをした人物がいる。菅直人元首相だ。 菅氏は2月25日、『小沢一郎氏と国民民主党』と題し、ブログで発信した。二人は旧民主党時代に、党内で衝突し続けた因縁の相手だ。さらに、菅氏は民主党政権誕生前に発覚した、後に冤罪だと司法が認定した小沢氏の資金管理団体「陸山会」の事件をめぐって小沢批判を展開。政権獲得後も2人は激しい党内抗争を繰り広げ、同党分裂につながった。

■小沢氏の強引な政局運営はもう御免

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菅氏はブログで次のように綴った。短文なので、全文引用する。「小沢一郎氏は自由党と国民民主党との統一会派を実現し、次の段階として両党の合流を図り、その上で立憲民主党を巻き込んだ合流を実現しようとしています。確かに小沢一郎氏はまれにみる戦略政治家で、細川政権、羽田政権、鳩山政権など何度も政権交代を実現してきました。しかし、小沢一郎氏が主導権を握った政権や政党は、小沢氏の強引な政局運営のため、全て半年から2年程度の短命に終わっています。その繰り返しはもう御免です。国民民主党の中には閉塞状態にある現状を打破するために小沢一郎氏の剛腕に期待する向きもあります。しかし、自分の主張が通らなければ自分が属する政党でも壊してしまう小沢流の手法に振り回されるだけです。国民民主党は玉木代表をはじめ比較的若い、優秀な中堅世代の政治家が数多く所属しています。現在の国民民主党は小池都知事が立ち上げた希望の党が民進党と合併したものですが、一般国民の中には全く認知されていません。小池さんに代わって小沢さんに頼っても国民民主党が国民的支持を得ることができるとは思えません。私は国民民主党は、岡田さんが代表であった無所属の会のように、いったん解散して個々人の政治家の責任で政治理念を共有できる政党に参加することを勧めています。国民民主党の大半の議員は個々人の意志で立憲民主党に参加してくれると思っています。こうした個々人の判断に基づく結集であれば、立憲民主党に期待して応援してくださっている皆さんの理解も得られると思います」

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