危険なナッツ・アレルギー訴えた乗客が強制降機 「ただのワガママ」と言われた理由とは

危険なナッツ・アレルギー訴えた乗客が強制降機 「ただのワガママ」と言われた理由とは
(Evgeny555/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)もうすぐ夏休み。飛行機で遠方へ出かけるという人も多いだろう。だが食物アレルギーがある場合、特に注意しなければならないのが、機内で提供されるスナックや食事だ。

■「ピーナッツ配らないで」

今月7日、トルコ航空の旅客機に搭乗した25歳のイギリス人男性。飲み物とナッツのサービスがあると知り、客室乗務員に「僕には危険なナッツ・アレルギーがある。配るのをやめてほしい」と離陸前に声をかけて悶着になった。「それはあなたのワガママ」と客室乗務員。「これは命にかかわること」と男性も必死であったが、通報を受けて乗り込んできた空港警察の職員により強制降機となった。550英ポンド(日本円にして約7万5,000円)を支払い別のフライトに乗り換えた男性は、怒りが収まらない様子だ。だが、トルコ航空側も「深刻な食物アレルギーは事前に知らせておくべき」として譲る気配を見せていない。

■アナフィラキシーショックも

たとえば2017年、シンガポール航空の旅客機では、周囲の乗客がスナックのピーナツを開封しただけで3歳児がアナフィラキシーショックを発症してしまった。この事例を重く見て、シンガポール航空では現在ピーナッツの配布を行なっていない。また公式HPでは「ナッツ・アレルギーのあるお客様へ」として、出発便の少なくとも48時間前までに申し出てくれれば、ナッツ類を除外した食事やスナック類を提供すると案内している。  

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