教師による暴言で生徒が自殺 学校の不誠実な対応に「真相を究明してほしい」と怒り

教師による暴言で生徒が自殺 学校の不誠実な対応に「真相を究明してほしい」と怒り
       
(paylessimages/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)次々にあり得ない事態が発覚する教育界。今度はさいたま市で部活動の顧問による行き過ぎた指導が原因とみられる、生徒の自殺が発生。その後の教育委員会や学校の対応も信じられないものだった。しらべぇ取材班は、教育委員会そして学校を直撃。

■「お前はバカだ、アホ」などの暴言

遺族によると、中学1年生だった生徒(当時13)は、昨年8月26日所属するバドミントン部の練習に出かけると言って家を出て、自殺した。遺書に原因は書かれていなかったが、日ごろから部活動で悩んでいたという。自殺後、遺族側は部活動が原因ではないかと真相解明を求め、学校側は昨年12月、全校生徒に部活動に関するアンケートを実施。その中には自殺した生徒が「圧をかけられていた」との回答があったという。遺族によると、顧問は部内で「お前はバカだ、アホ」「お前存在する意味あるのかよ」などの暴言や胸ぐらをつかむ行為もあったという。顧問は今春、他の学校に異動した。

■「真相を究明してほしい」

さいたま市教育委員会は、この重大事態が発生していたにも関わらず、遺族への家庭訪問そして電話連絡も一切行っていなかったことが取材で分かった。教育委員会が遺族側と初めて接触したのは、今年4月に第三者委員会設置の要望が遺族側から出されたとき。遺族は2日に記者会見を開き、「当初、自殺を公表すると保護者会を開いたり、メディアが殺到したりすると言われたので、『事故死』という風にお願いした。だが、校長や顧問の対応があまりに不誠実で自殺に触れたくないという態度が見えた。真相を究明してほしいと思い、第三者委員会の要請と公表を決めた」と話した。

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2019年7月3日の社会記事

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