熊本の飲食店でカンピロバクター食中毒 最も多い原因菌から身を守るには

熊本の飲食店でカンピロバクター食中毒 最も多い原因菌から身を守るには
(「画像提供:東京都健康安全研究センター」)全国で毎週のように発生している食中毒。熊本市では、カンピロバクターが原因の食中毒が発生した。食中毒の中でも発生件数が多い、この病原体から身を守るためにはどうしたらよいのだろうか。

■焼き鳥の盛り合わせを食べて…

熊本市保健所は10日、市内の飲食店で食事をした4人がカンピロバクターによる食中毒になったと発表。市は同店を3日間の営業停止処分とした。1人が入院中だが、回復に向かっている。市保健所によると、4人は職場の同僚で、7月31日夜に焼き鳥の盛り合わせなどを食べたという。8月2日以降、腹痛や下痢などの症状を訴え、3人が医療機関を受診。このうち1人が治療を受けた天草市の医療機関から、県を通じて連絡があり、4人全員の便からカンピロバクターが検出されたという。
関連記事:伊勢市・焼き肉で21人が食中毒 原因・ノロウイルスの予防法とは?

■発生件数が最も多い

厚労省によると、カンピロバクター食中毒は、全国で発生している細菌性食中毒の中で、近年、発生件数が最も多く、年間300件、患者数2,000人程度で推移している。少しの菌でも食中毒が起きることが、カンピロバクター食中毒の特徴のひとつといえる。主な症状は、下痢、腹痛及び発熱で、他に倦怠感、頭痛、めまい、筋肉痛など。鶏肉が、カンピロバクター食中毒の発生に関与している例が多い。カンピロバクターは、微好気性といって、酸素が少しある環境を好み、発育(増殖)できる温度域は、30℃から46℃。

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