教育長が議会でいじめに苦しむ生徒へメッセージ 「学級とか部活は狭い世界」

教育長が議会でいじめに苦しむ生徒へメッセージ 「学級とか部活は狭い世界」
(takasuu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)岐阜市議会の一般質問で、早川三根夫教育長が、いじめられている児童・生徒へメッセージを送った。岐阜市内では7月、市立中学3年の男子生徒が転落死し、自宅からいじめを示唆するメモが見つかっている。しらべぇ取材班は、このメッセージの意図を探るべく、岐阜市教育委員会を取材した。

■大人に相談してほしい

早川教育長は、議会の答弁で、各学校がいじめ防止の方針を見直し、ガイドラインを校内の目につきやすい所に掲示して守っていくと説明。岐阜市教育委員会は、この件について、「心のケアに対応するようにしていく。相談窓口に関しても学校以外の多様な手段を用意し、紹介していく。周りの大人にもしくは手紙、メール、電話などを使って悩みを打ち明けてほしい。今あなたが悩んでいる班とか学級とか部活は、狭い世界」
ということを伝えていきたいと話す。一部報道では、「苦しいのに我慢して学校へ行くことはありません」ということが強調されているが、それを全面的に主張したいのではないと述べた。また、転校や、不登校の生徒に配慮した特例校(岐阜市は2021年度開校予定)、図書館など、別の学びの場所があることも知ってほしいとのこと。関連記事:小学校の教諭が児童に体罰 全治1週間のけが負わせ不登校に...

■不登校児童・生徒の支援のために…

2017年度における小・中学校での不登校児童生徒数は、全国で144,031人に達し、近年増加傾向に歯止めがかからない深刻な状況にある。そんな中不登校生徒の教育機会の確保のために、不登校特例校が全国に設置されている。不登校特例校とは、不登校児童生徒に対しその実態に配慮して、特別に編成された教育課程に基づく教育を行う学校。設置にあたっては、文部科学大臣の指定が必要であり、同省によると平成2018年4月時点での指定校数は12校(公立5校、私立7校)となっている。

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