暴力的でも残酷でもない 作者が『アンパンマン』に込めた本当の想い

暴力的でも残酷でもない 作者が『アンパンマン』に込めた本当の想い
国民的作品『アンパンマン』。バイキンマンを必殺技でやっつける描写に「暴力的である」と、一部心配する親がいることで大きな話題になったことも記憶に新しい。作者のやなせたかし氏は2013年に逝去。今なお愛される作品を生み出した作者はどんな人だったのか。

■正義について考え続けた

アンパンマンは自分の顔をちぎって相手に食べさせる。発表当時はこの行動が残酷であると抗議がきたこともあったようだ。暴力的・残酷、ベクトルの違う見方ではあるが、いずれにせよ物議をかもしだす内容だった。しかし、これはやなせ氏が戦時中、飢えた経験からきている行動だそう。正義とは、時代や見る人によってときに逆転してしまうものだが、「本当の正義は本人も傷つき、それでも困っている人を救おうとすること」という想いを作品に込めたようだ。当時、やなせ氏は抗議がきてもめげなかったそう。
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■遅咲きの作家

今でこそ、やなせ氏は国民的作家であり、巨匠というイメージだが、実はかなり遅咲き。アンパンマンの人気が出たのは69歳のときだったそう。若いときは、手塚治虫などの天才異才がひしめき合っていて、悔しい想いをしたこともたくさんあったようだ。しかし、腐ることはせず、人気が出た晩年でも仕事の大小に関わらず、ときには無料で仕事を受けていたこともあったそうだ。本当の強さ優しさとはなんなのか。きれいごとではない、様々な経験を経た人間的魅力のあふれた作者だったからこそ、今でも作品を通して、子供はもちろん大人にも大切なことを教えてくれるのだろう。

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