台風19号、広域で甚大な被害 「被害実態は把握できていない」と各行政

台風19号、広域で甚大な被害 「被害実態は把握できていない」と各行政
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台風19号は、東日本大震災で大きな被害を受けた被災地にも、甚大な被害をもたらしている。一部では、河川の氾濫で津波の被害を受けたような状況の集落もある。しらべぇ取材班は、関係各所を総力取材した。

■役場も浸水

宮城県丸森町では、阿武隈川の氾濫により、役場も浸水した。役場から職員が外にでることができずに、浸水した町の被害が正確に把握できない状況になっている。役場の固定電話も不通で、町の行政無線で連絡を取り合っている状態だ。宮城県丸森町の中心部では町役場や病院、それに住宅などを含む広い範囲が茶色く握った水につかっている。宮城県によると、消防も近づけない状況だったため、12日午後11時45分に自衛隊に救助を要請し、13日午前1時55分に救助を開始したという。県によると、「日の出まで被害の状況がわからず、ヘリが飛べるようになってから、少しずつ被害の様子がわかってきた。正確な実態は把握できていない」と話した。
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■日の出とともにサイレンが…

台風19号、広域で甚大な被害 「被害実態は把握できていない」と各行政
福島県いわき市では、夏井川と新川が氾濫し同市平下平窪では床上浸水の被害が相次ぎ、住宅の屋根や2階で助けを待つ人がおよそ60人にのぼった。周辺が住宅の1階付近まで浸水したため、消防や警察がボートで救出に向かった。市内では、がけ崩れも起き、各所で道路が冠水や陥没したため、出動した救急車が現場に近づけずにUターンするという状況も発生。日没とともに、消防・救急のサイレンが鳴り止まない状態が続いた。

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