異臭に続き客室乗務員2名が意識を失う アメリカン航空機が緊急着陸

異臭に続き客室乗務員2名が意識を失う アメリカン航空機が緊急着陸
(Digital Vision./Photodisc/Getty Images Plus/写真はイメージです)定刻通り飛び立ったというのに、1時間もすると「緊急着陸」を告げる機長からのアナウンスが入った。機内で、客室乗務員や一部の乗客に非常事態が起きていたのだ。

■異臭が漂うAA729便

英国で現地の21日昼、米国のフィラデルフィアへ向けロンドン・ヒースロー国際空港を飛び立ったアメリカン航空のAA729便で、とんだアクシデントが発生した。離陸してしばらくは順調な飛行が続いていた同機だが、ある時から機内に異臭が漂うようになり、乗客からも目がチカチカ痛む、鼻や喉がおかしいという苦情が出始めた。
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■原因は専用クリーナー液

強い刺激臭の原因を確認したところ、非常に強力な洗浄力を持つ液体の機内専用クリーニング剤が床にこぼれ、カーペットに広がっていたことが判明した。早速2名の客室乗務員がその処理にあったが、彼らは「気分が悪い」と言うと倒れて意識を失い、コックピットに緊急事態の発生が告げられたという。

■3名が救急搬送される

機長の判断と要請により、乗客287人乗務員12人を乗せた同機はアイルランド・ダブリンの空港に緊急着陸。意識のない客室乗務員2名、および目や皮膚に炎症が起きた乗客1名の計3名が近くの病院に救急搬送された。しばらくして3名とも退院したが、フィラデルフィアに向けての再出発は翌日と決定し、乗客全員がホテルの宿泊を提供されたという。

■乗客の多くが「まいった」

こういう時、乗客はすぐさまソーシャルメディアに苦情や怒りをぶつけるものだが、このたびはそうも行かなかったという。「早く知らせたかったけれど、とにかくムカムカして気持ち悪くて」
「文字を打とうにも目がチカチカ、鼻の粘膜が痛くてまいったよ」
何倍にも薄めて使用されるものの、トイレをはじめ機内がどれほど強力なクリーナーで拭かれているのかがよくわかり、「むしろ恐ろしくなった」という声もあるようだ。

(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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