大腸菌で高効率なアルコール燃料を製造

hide.jikyll 曰く

UCLAJames C. Liao 教授の研究チームが大腸菌のアミノ酸代謝プロセスを使って炭素数 5 ~ 8 の長鎖アルコールを製造する方法を開発した (Technology Reviewの記事) 。炭素数の多い長鎖アルコールは、エタノール (炭素数 2) に比べて単位容積当たりのエネルギー量が大きいため、より効率の良いアルコール燃料を実現する方法として有望であるという。また、エタノールと異なり長鎖アルコールは吸水性が低いため、既存の石油用パイプラインを使って輸送することができるそうだ。
今回の研究は Liao 教授の研究チームが今年 1 月に発表したブタノール (炭素数 4) を製造する方法を発展させたもの (Nature 451, 86-89) 。遺伝子操作した大腸菌を使って炭素数 6 以上のアミノ酸の前駆体分子を生成し、そこからさらに酵母の一種から取り出した遺伝子とチーズで使われるバクテリアから取り出した遺伝子を組み込んだ大腸菌を使って長鎖アルコールを作るそうだ。

カリフォルニア大学バークレー校Chris R. Somerville 教授は、大腸菌に対する長鎖アルコールの毒性がこの手法の問題点だと指摘する。エタノールであれば 14 % まで大腸菌は耐えられるが、ブタノールでは 2 % で死滅してしまうので大量生産のためには生成される長鎖アルコールの濃度を低くする仕組みが必要だという。それに対して Liao 教授は大腸菌の毒耐性を高めれば良いと考えているようだ。

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