吉野家HDと高島屋が日本語UTF-8メール普及コンソーシアムを設立

targz 曰く、

株式会社吉野家ホールディングス株式会社高島屋は、日本語メールでの UTF-8 使用を推進する団体として「日本語UTF-8メール普及コンソーシアム」の設立に合意した。

両社の正式名表記は「吉」や「高」ではなく、「つちよし」と呼ばれる吉や「はしごだか」と呼ばれる高の字を用いる。しかし、これらの文字は Unicode では表示が可能であるものの、現在の日本語メールで主流となっている ISO-2022-JP では表示させることができない。したがって、発行しているメールマガジンでは一般的な「吉」や「高」の文字を使わざるを得ない状況となっている。

現在のパソコンや携帯端末は UTF-8 を扱える OS を採用していることが多く、搭載している MUA も UTF-8 対応であることが多い。もはや、UTF-8 エンコーディングのメールを送信しても閲覧できる環境が整っていると言える。両社は、日本語 UTF-8 メールならば、吉野家の吉や高島屋の高を本来の字体で使うことができるため、可能ならば UTF-8 エンコーディングを使用したい意向だ。

しかし、これらの文字は Unicode のサロゲートペアの文字であり、UTF-8 では4バイトになってしまう。このため、これらの文字を使うためには、単なる Unicode 対応ではなく、サロゲートペアおよび4バイトUTF-8への対応が必要となる。そこで、「日本語UTF-8メール普及コンソーシアム」の設立によって、サロゲートペアの Unicode 文字および4バイトUTF-8を扱える環境を普及することとした。

  • UTF-8 エンコーディングの日本語メールを「日本語UTF-8メール」と名付けて普及を図る。
  • 両社が発行するメールマガジンにおける UTF-8 化する。
  • MySQL や PHP, Perl など LAMP 環境における4バイト UTF-8 対応設定を啓発する。
  • 日本語インターネットメールに UTF-8 を使用すべきと規定した RFC を策定する。(RFC1468 の obsolute 化)

なお、東京都葛飾区、奈良県葛城市と同県北葛城郡も本コンソーシアムへの加盟を検討している模様である。

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