中国独自の衛星測位システム、運用開始

simon 曰く、

毎日 jp の記事によると、中国が独自に開発してきた衛星測位システム「北斗 (BeiDou)」が運用を開始した。名称は BDS (BeiDou navigation satellite System) 。

現時点では 16 基の衛星でアジアの大部分をカバーしており、2020 年には 35 基の衛星で世界全域をカバーする予定。北斗 (BeiDou)-2 システムは 5 基の静止衛星と 27 基の中軌道衛星と 3 基の傾斜対地同期軌道衛星により測位を行うシステムであり、現在のところ静止衛星に 5 基、中軌道に 4 基、傾斜対地同期軌道に 5 基の衛星が存在する。これで中国は米国の衛星測位システムであるナブスター GPS を使用せずに軍事行動が可能になったわけであり、アジア地域における中国の軍事的存在感も増大しそうだ。

これまで衛星測位システムはアメリカのナブスター GPS、ロシアの GLONASS (ГЛОНАСС) がすでに運用されているが、中国の北斗システムはこれに続き、EU の Galileo に先んじてサービスインしたことになる (EU の Galileo は 2012 年 10 月に 4 基目の実証衛星が打ち上げられた状況) 。民生用無料サービスとしては測位精度 10 m、同期時計の精度は 10 ナノ秒で測位速度は 0.2 m/秒。軍用にはより高精度で双方向通信が可能なモードが提供される模様だ。

民生用 GPS 受信機としてはナブスター GPS・GLONASS に対応した機器はすでに出回っているが (iPhone4S・5 や Xperia など)、将来的には BDS にも対応した GPS 受信機が発売されるのであろうか。期待したいところである。

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