NTTと国立情報学研究所、東京大学など、「量子ニューラルネットワーク」なるものを一般公開へ

あるAnonymous Coward 曰く、

NTTと国立情報学研究所、東京大学などが、「量子ニューラルネットワークをクラウドで体験」なる発表を行っている。共同で開発した「量子ニューラルネットワーク(QNN)」をインターネット経由で一般に利用できるような形で11月27日より公開するというものだ。

公開されるQNNというシステムは光パラメトリック発振器(OPO)というレーザーの量子力学的特性を用いるもので、さまざまな最適化問題を高速に解くことができるという。

このシステムはインターネットに接続されたタスク制御サーバーと接続されており、インターネット経由でタスクを登録し処理させることが可能になっている。27日よりこのシステムがqnncloud.com経由でアクセスできるようになり、一般ユーザーがQNNを使って最適化問題を解けるようにするという。

これに対し、このシステムは本当に量子コンピュータなのか、という疑問の声も出ている(Togetterまとめ)。現在「量子コンピュータ」を名乗っているものとしてはカナダ・D-Waveによるものがあるが(過去記事)、今回のシステムはD-Waveが採用している量子アニーリングを使用するものでも、量子ゲートを使用する汎用型でもなく、量子コンピュータではないものを勝手にそう呼んでいるのではないかという指摘も出ている。

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