北洋銀行、Webサービスでキャッシュカードの暗証番号の入力を求める

あるAnonymous Coward曰く、

北海道に拠点を置く北洋銀行(第二地方銀行)では、各種オンラインサービスと連携を図りやすくするため「ほくようID」というものの発行に力を注いでいるようだ。ところがこの「ほくようID」を発行すべくオンラインで手続きを進めると、キャッシュカードの暗証番号を入力しろとの案内が出る。

ほくようIDの「よくあるご質問」ページには「ユーザー登録やパスワード再設定の際に、ご本人確認のため暗証番号の入力をお願いしております。暗号化技術を採用し、セキュリティに十分配慮しておりますので安心してご利用ください。」とある一方、北陽ダイレクトの「よくあるご質問」ページなどでは、「当行から会員番号を除き、パスワード、暗証番号等をお尋ねすることはありません」とある。

はたして一般的な利用者は、ほくようIDの暗証番号入力画面が正規の北洋銀行のWEBサーバーだとどのように認識するのだろう。「ほくようID」の発行サイトを装ったサイトを作れば、口座番号も氏名も生年月日も、さらには暗証番号までも、すんなりと手に入れられてしまうだろう。

フィッシングに注意を促すべき銀行自体が、その手口を理解していないようにも思えるこの事案。あっちはダメでこっちはよいという、ダブルスタンダードを掲げる金融機関のセキュリティポリシーに疑問を感じざるを得ない。

最も第二地方銀行くらいの情報部門にそこまで考えろというのは荷が重いのかもしれないが:p

スラドのコメントを読む |スラドにコメントを書く | セキュリティセクション | セキュリティ

関連ストーリー:
セキュリティソフト「SaAT Netizen」には中間者攻撃などとの組み合わせで任意のプログラムを送り込んで実行される可能性がある 2016年03月07日
「暗証番号を変えると運気が上がる」とうたう風水本が出版される 2015年11月24日
家計簿アプリにネットバンキングのパスワードを含むアカウント情報を登録することの是非 2015年07月02日

あわせて読みたい

スラドの記事をもっと見る 2018年8月10日のIT記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

ITニュースアクセスランキング

ITランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

最新IT業界情報やiPhoneやAndroidやガジェット、話題のサービス、IoT情報、スタートアップにまつわるニュースをお届け中。