リヴァプールに所属するオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが、18日に行われるFIFAクラブワールドカップ2019準決勝モンテレイ戦を欠場することが決まったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が17日に報じた。


 ワイナルドゥムは14日に行われたプレミアリーグ第17節ワトフォード戦でハムストリングを痛め途中交代。クラブW杯のメンバーには招集され、カタールに向かったチームに帯同していたが、やはり準決勝の出場は不可能となった。

リヴァプールは17日のカラバオ・カップ準々決勝アストン・ヴィラ戦の後、翌18日にクラブW杯を戦う異例の過密日程に対応するため、チームを“分割”。アストン・ヴィラ戦はU-23チームのニール・クリッチリー監督が指揮を執り、若手選手が中心となって戦う。その試合の後、ともにオランダ人のDFキ・ヤナ・フーフェル、DFセップ・ファン・デン・ベルフの2人はドーハに飛び立ち、クラブW杯に臨むチームに合流するという。

『スカイスポーツ』によれば、すでにチームを離脱しているクロアチア代表DFデヤン・ロヴレン、イングランド人FWリアン・ブリュースターに加え、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクも現地カタールの大学で治療のための特別セッションを受けているなど、チームはかなり苦しい台所事情を強いられている模様。
2005年以来2度目のクラブW杯制覇を目指すリヴァプールだが、この苦境を乗り切ることはできるのだろうか。