日本サッカー協会(JFA)は20日、日本代表の2020年強化スケジュール発表記者会見を行った。同会見で、日本代表の新たなカテゴリーとして「eサッカー日本代表」の創設が発表された。


 日本サッカー協会専務理事の須原清貴氏より発表された同カテゴリー。エレクトロニック・アーツ社によるサッカーゲーム「FIFA」シリーズのeスポーツ大会をFIFAが複数主催しており、2020年5月には24カ国の対抗戦である「FIFA eNations Cup 2020」が開催されるため、eサッカー日本代表が創設された。

 eサッカー日本代表は、2020年3月時点で最も実力がある2名と、他1名をリザーブメンバーとして選出。サッカーで培った育成や選手サポートのノウハウをeサッカー日本代表にも活用する。

 活動スケジュールは、5月22日から24日まで開催される「FIFA eNations Cup 2020」に向けて、3月7日、8日に都内で代表選手の選考会を行う。4月に行われる同大会の地域予選をはさみ、5月の本戦へ向かう。


 須原専務理事は「eサッカーは新しい領域です。この新しい領域を素晴らしい選手とともに開拓していくことで、サッカーを楽しんでいただける皆様、多くの形で、今までにない形でサッカーに接していただき、そしてサッカー全体を盛り上げていく原動力のひとつにしたいと思っています。是非とも、ご期待いただき、かつ応援していただけるとありがたいと考えております」とコメントした