V・ファーレン長崎は31日、2019シーズンまで在籍していた中村北斗が現役を引退することを発表した。中村は、アビスパ福岡U-18のコーチに就任する。


 中村は現在34歳。2004年に国見高校から福岡に加入し、2005年にはU-20日本代表としてFIFAワールドユース選手権(現・U-20ワールドカップ)に出場した。度重なる怪我に悩まされながらも主力としての地位を確立し、2009年からはFC東京に移籍。その後は大宮アルディージャ、福岡を経て2018年から地元の長崎でプレーしていた。

 キャリア通算では、J1で115試合出場7得点、J2で136試合出場10得点、カップ戦で24試合出場、天皇杯で16試合出場を記録している中村。現役引退にあたり、長崎の公式HPにて以下のようにコメントしている。


「V・ファーレン長崎で2年、福岡で計8年、FC東京で5年、大宮アルディージャで1年。16年間、お世話になったチームのファンの皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。サッカー選手として幸せな時間を過ごすことができました。福岡でプロ生活をスタートし、東京、大宮でプレーができ、最後は地元の長崎でプレーできたことを本当にうれしく思います! 応援してくれた皆さんに心より感謝いたします」

「これからは、新しいサッカーを発見できるかもしれません! 教える立場として、これからもサッカーを楽しみたいと思います。最後になりますが、本当に、本当にありがとうございました!」