レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが、各クラブで行われている一部減給に関してコメントした。7日、スペイン紙『アス』などが伝えている

 コロナウイルスの影響で多くのクラブが財政的問題に直面している中、バルセロナやアトレティコ・マドリードなどでも給料の一部返上でクラブが合意している。
しかし、レアル・マドリードでは現在そういった対応はとられていない。

 クロースは「給料を減らすというのは寄付金を無駄にするか、クラブに寄付をするということだ」とコメントし、クラブは少なくとも現時点では財政的に問題がないということを強調した。続けて「僕は給料の全額を払うことに賛成だよ。そのお金でみんなに賢明な判断をしてもらいたい。助けが必要な時にそれを求め、これが必要とされる多くの場所がある」と加えた。

「多くのクラブがこの危機の中収入の見通しが立っていない。
どのくらい耐えることができるかにもよってくるだろう」

「もし、例えば5月までに再開されれば、解決策が見つかるだろう。しかし、冬までともなればかなり苦労するクラブも出てくることも想像できるよ」