イタリアにおける練習再開についての会議が4月22日に行われるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が18日に報じた。


 イタリアサッカー連盟(FIGC)は18日、医療委員会によって作成された練習再開の原案を保健省とスポーツ省に送ったという。ロックダウン(都市封鎖)が解除される5月4日から練習を再開させる計画のようで、最終的な判断は政府の科学技術委員会に委ねられるようだ。

 これを受けて、スポーツ大臣のヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏と保健大臣のロベルト・スペランツァ氏は、4月22日にビデオ会議を行うことをFIGC、リーグ機構、選手協会、審判協会などに通達した模様。各代表者が会議に参加し、FIGCの原案や練習再開について話し合うという。

 イタリアでは新型コロナウイルスが猛威を振るい、政府は3月10日から国内全土でロックダウンの措置を取り、セリエAなどのリーグも中断を余儀なくされている。4月10日には政府がロックダウンを5月3日まで延長することを発表していた。