チェルシーがバルセロナからバイエルンへ期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ獲得に近づいているようだ。21日、イギリス紙『エクスプレス』が伝えている。


 現在27歳のコウチーニョは、2018年冬にリヴァプールからバルセロナに移籍。クラブ史上最高額となる1億6000万ユーロ(当時レートで約218億円)での加入に大きな期待が寄せられたが、カンプ・ノウで十分なインパクトを残せず。昨年夏にバイエルンへと買取オプション付きの期限付き移籍で加入している。しかし、一部ではバイエルンが買取オプションを行使しないことを決断したことが報じられたことにより、去就は不透明となっている。

 そんなコウチーニョに対し、チェルシーやマンチェスター・Uなどが獲得を画策していることが明らかとなっていたが、今回の報道によると、チェルシーが獲得間近となっているという。

 なお、バルセロナはコウチーニョ売却の際には7900万ポンド(約104億円)の移籍金を要求するようだが、チェルシーはそれを下回る金額での獲得に自信をのぞかせているようだ。