
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プレミアリーグなどイングランド国内のプロリーグは中断を余儀なくされている。1日に今シーズンの再開に向けて話し合う会議が行われるが、複数クラブがリーグ戦の続行について否定的な見解を示していることもあり、このままシーズンが終了する可能性もあるようだ。
今季がこのまま終了した場合、来季のプレミアリーグは23チームが争う特別なレギュレーションで行われる可能性があるようだ。『メール』紙によると、今季のプレミアリーグからは2部チャンピオンシップへの降格クラブを出さず、今季チャンピオンシップの上位3クラブがプレミアリーグに昇格する模様。各チームは年間44試合を行い、下位6クラブが再来年度のチャンピオンシップへ降格するという。
同レギュレーションが実現した場合、プレミアリーグの過密日程に拍車がかかることになってしまう。少しでも選手の負担を減らすため、EFL(イングランド・フットボールリーグ)やFA(イングランド・サッカー協会)の間では、来シーズンのカラバオ・カップの中止が検討されているようだ。
英リーグ杯はもう一つの国内カップ戦であるFAカップと比べて歴史が浅く、賞金の額も少ないため、以前から各クラブに軽視される傾向にあった。『メール』紙は今回のパンデミックを契機に、同大会が完全廃止される可能性もあると指摘している。
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