
※カッコ内は(現所属クラブ/国籍)
写真=Getty Images
エデルソン(マンチェスター・C/ブラジル)
ネイマールやコウチーニョなど、“サッカー王国”ブラジルでは幼少期にフットサルを学んだ選手が多い。現在はGKとして活躍するエデルソンもそのうちの一人だ。少年時代から左足のキックの破壊力は群を抜いていたそうで、フットサルの試合ではGKながら“5人目のフィールドプレーヤー”としてプレーし、彼の長距離砲でゴールを狙うのがチームの得点パターンの一つだったという。サッカーを始めた当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、華麗な足技は「フットサルをやっていたことが非常に大きかった」と本人も認めている。
アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸/スペイン)
あのイニエスタもフットサル歴を持つ選手の一人だ。故郷のフエンテアルビージャはとても小さな街でサッカー専用のグラウンドがなかったため、幼少期はフットサルをしていたという。8歳になると地元近くのアルバセテで本格的にサッカーを始め、12歳でバルセロナ入団を果たした。過去のインタビューで「常にサッカー選手になりたいと思っていた」というイニエスタだが、サッカーとフットサルは「戦術や動きの面での違いはあるけど、ボールコントロールや素早い判断など、本質的な部分は同じだ」と話している。