現役時代にベンフィカなどで活躍した元ポルトガル代表のヌーノ・ゴメス氏が、アトレティコ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを称賛した。20日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。


 N・ゴメス氏は、ポルトガル代表の一員として挑んだEURO 2000やEURO 2004などで印象的なゴールを挙げた。また、母国・ポルトガルの名門クラブであるベンフィカで長らく活躍したことでも知られている。稀代のゴールハンターは、ポルトガル代表とベンフィカの“後輩”にあたるJ・フェリックスに大きな期待を寄せているという。

「J・フェリックスは、アトレティコでとても良いスタートを切ったと思う。でも、その後に彼はケガという不運に見舞われてしまったね。あの負傷は、彼の“ロス・ブランコ(アトレティコの愛称)”への適応プロセスを遅らせてしまった」

 先日、J・フェリックスはインタビューで、チャンピオンズリーグ(CL)制覇とバロンドール獲得を夢見ていることを明かしていた。
N・ゴメス氏は、20歳の若武者が夢を叶えることは十分に可能だと見ているようだ。

「彼は目標に到達するために、一生懸命努力しなければならないことを知っている。才能があれば、そういった偉業は自然と成し遂げられるものさ」

 J・フェリックスの大いなる挑戦は、始まったばかりだ。