ブンデスリーガ2部第30節が7日に行われ、MF原口元気が所属するハノーファーはホームでハイデンハイムと対戦した。原口は4試合連続でフル出場した。


 試合はハノーファーが先に決定機を迎え、5分にマーヴィン・ドゥクシュがペナルティエリア右のこぼれ球をダイレクトで叩いたが、これは相手GKの好セーブに阻まれた。それでも30分、ヨン・グイデッティがエリア右の深い位置から折り返し、ドゥクシュが右足で合わせて先制点を挙げた。

 さらにハノーファーは41分、エリア前でこぼれ球を拾ったエドガー・プリプがミドルシュートをゴール左隅に沈めて追加点。2点リードで折り返した72分には、ヘンドリク・ヴァイダントがエリア左フリーの絶好機を迎えたが、シュートはライン上のDFの好ブロックに阻まれた。

 ピンチをしのいだハイデンハイムは直後の75分、左CKをシュテファン・シンマーが右足で押し込んで1点を返す。さらに79分にもチャンスを迎え、ゴール前でパスを受けたダヴィド・オットーがターンしながらシュートを放ったが、これは枠を捉えなかった。


 ハノーファーは87分にカウンターでヴァイダントがエリア右へ抜け出したが、シュートは枠の左に外れて追加点ならず。それでもこのまま2-1で4位のハイデンハイムを破り、2連勝で6位につけている。

 次節、ハノーファーは14日にアウェイでダルムシュタットと、ハイデンハイムは13日にホームでヤーン・レーゲンスブルクと対戦する。

【スコア】
ハノーファー 2-1 ハイデンハイム

【得点者】
1-0 30分 マーヴィン・ドゥクシュ(ハノーファー)
2-0 41分 エドガー・プリプ(ハノーファー)
2-1 75分 シュテファン・シンマー(ハイデンハイム)