アーセナルは10日、本拠地『エミレーツ・スタジアム』で2部ブレントフォードとの練習試合を実施した。

 6日に行われた練習試合でチャールトン(2部)を6-0と一蹴したアーセナルは、この試合もジョー・ウィロックの冷静なフィニッシュで先制し、1点のリードで試合を折り返す。


 アーセナルは後半60分過ぎに相手のドリブル突破から得点を許してしまう。それでもその直後にはリース・ネルソンの折り返しから、アレクサンドル・ラカゼットがトラップで反転して冷静にネットを揺らし、再びリードを獲得した。

 しかし、アーセナルはリードを広げた数分後、後方まで下がってフォローに入ったラカゼットのボールロストから同点に追いつかれる。さらに、自陣深い位置でのドリブルを試みたエインズリー・メイトランド・ナイルズのボールロストからも失点を喫し、逆転で敗れてしまった。

 プレミアリーグ再開初戦である17日のマンチェスター・Cが1週間後に迫っているが、アーセナルの準備はまだ完璧ではないようだ。

【出場メンバー】
アーセナル前半(4-3-3)
レノ;ベジェリン、ムスタフィ、パブロ・マリ、ティアニー;ウィロック、セバージョス、サカ;ぺぺ、エンケティア、オーバメヤン

アーセナル後半(4-3-3)
レノ(60分 マルティネス);ベジェリン(60分 ソクラティス)、ムスタフィ(60分 ホールディング)、 D・ルイス、ティアニー(60分 コラシナツ);メイトランド・ナイルズ、ゲンドゥージ、エジル;オーバメヤン(60分 ネルソン、85分 コイル)、ラカゼット、サカ(60分 マルティネッリ)