リーガ・エスパニョーラ2部の第34節が23日に行われ、エルチェとMF柴崎岳が所属するデポルティーボが対戦。柴崎は右サイドハーフでスタメン出場するも、32分にレッドカードの処分を受け退場となった。


 現在リーグ16位につけ、19位以下が降格する2部リーグにおいて残留争いをしているデポルティーボ。そんなチームで2試合ぶりのスタメン入りを果たした柴崎は、本職のボランチではなく慣れない右サイドでのプレーをすることとなった。

 すると32分にアクシデントが起こった。エルチェのMFジョサンが右足を伸ばしてパスを出すと、そこに遅れてタックルに入った柴崎の右足がジョサンの足首に直撃。足裏を見せた危険なレイト・タックルと判定され、柴崎には1発退場が命じられた。柴崎はリーグ中断前の2月にもサラゴサ戦でイエローカード2枚による退場処分を受けており、今季2度目となる退場となってしまった。


 試合はその後、1人多いホームのエルチェがFWジョナタスのヘディングでゴールを揺らすも、これはオフサイドの判定となりなかなかスコアが動かない。そんななか、数的不利なデポルティーボが左サイドのクロスにFWウーゴ・バジェホが頭で合わせて決勝点。残留に向け貴重な勝ち点3を得ることとなった。

 次節、エルチェは27日にアウェイでラス・パルマスと、デポルティーボは同日にホームでポンフェラディーナと対戦する。

【スコア】
エルチェ 0-1 デポルティーボ

【得点者】
0-1 65分 ウーゴ・バジェホ(デポルティーボ)