先に試合を動かしたのはアウェイのレアル・マドリード。
レアル・マドリードは16分、ルカ・モドリッチがイスコとのパス交換でピッチ中央を切り裂き、左サイドに流れたカリム・ベンゼマへスルーパス。エリア内へと切り込んだベンゼマは、シャープな振りからゴール右隅へと流し込んだ。
2点のビハインドで後半を迎えたグラナダは50分、中盤でのボールカットからカウンターに転じる。最後はヤンヘル・エレーラのスルーパスから、抜け出したダルウィン・マチスが相手GKティボー・クルトワの股を抜いて沈めた。レアル・マドリードにとっては、第30節レアル・ソシエダ戦以来の失点になった。
85分、グラナダに決定機が到来する。カルロス・フェルナンデスの頭を使った落としから、コルテス・エレディアがボレーシュートを放ったが、相手GKクルトワに防がれる。さらに、そのこぼれ球から2次攻撃を展開。イスマイル・コイバシュが左からグラウンダークロスを送ると、中でアントニオ・プエルテスがコースを変えて、最後はラモン・アゼースがフィニッシュ。しかし、これは相手DFセルヒオ・ラモスにゴールの手前でクリアされた。
終盤のピンチを凌いだレアル・マドリードは、再開後全勝を維持して9連勝を達成。
【スコア】
グラナダ 1-2 レアル・マドリード
【得点者】
0-1 10分 フェルランド・メンディ(レアル・マドリード)
0-2 16分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
1-2 50分 ダルウィン・マチス(グラナダ)