バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネが22日、チーム練習に完全復帰した。クラブ公式サイトが伝えた。


 サネは今夏にマンチェスター・Cからバイエルンに移籍。ブンデスリーガ開幕戦のシャルケ戦で1ゴール2アシストの活躍を見せ、UEFAスーパーカップのセビージャ戦にも先発出場してタイトル獲得に貢献した。しかし、9月27日に行われたブンデスリーガ第2節のホッフェンハイム戦でひざを負傷し、その後の公式戦5試合欠場を余儀なくされていた。

 それでも、約1カ月の離脱を経て、22日にチーム練習に合流。前日に行われたチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦の控え組とともにトレーニングを行ったという。クラブ公式サイトは「サネはスピードと素晴らしいフィニッシュを見せて印象的だった」と復活を伝えている。


 また、サネはチーム練習後、ハンジ・フリック監督と雑談し、居残り練習も実施。今季からアシスタントコーチを務める元ドイツ代表のレジェンドストライカー、ミロスラフ・クローゼ氏の指導のもと、シュート練習を行ったという。

 バイエルンは、24日に行われるブンデスリーガ第5節でMF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトをホームに迎える。ドイツ誌『kicker』によると、サネが復帰する可能性もあるようだ。