
今回発表されたメンバーには10月のオランダ遠征で招集されていた大迫勇也(ブレーメン)が招集外となった。その理由について関塚隆技術委員長は、「オーストリアから帰国後の制限でチームへの合流が遅れるため、今回は断念となった」と説明した。
11月の国際親善試合ではオーストリアへの遠征を行う日本代表は13日にパナマ代表、17日にメキシコ代表と対戦する。森保監督は、「パナマ、メキシコという強豪と試合ができ、レベルアップにつながる試合ができることに感謝している。難しい試合になるとは思うが、2試合で勝利を目指し、最善を尽くしていきたい」と2連勝を目標としていることを明かし、「戦う姿勢をチームとして団結力を持ち、励ましになるような試合をしたい。日本では観戦が難しい時間帯の試合になるが、少しでも多くの方に、選手が頑張る姿を応援していただければと思います」と意気込みを語った。
10月のオランダ遠征では「1試合目より、2試合目と改善しながら」戦ったという森保監督。今回の遠征でも「我々のベースを出して戦えるよう、確認をまずしたい」と年内最後の活動に向けて言及した。
「日本代表の活動は、活動後にチームへ戻ってプレーをする。チームと代表の戦術の違いがあるので、代表活動の中で迷うことなく、思い切ってプレーできるようにしていきたい。攻撃では速攻と遅攻をより使い分け、守備ではより1人1人の戦いに勝つことを意識してもらいつつ、チームとしてコレクティブに戦えるよう、準備していきたい」