
【プラス材料】
3位・名古屋グランパスに何もさせず、シュート3本に抑え込んでの完勝。水曜日に2-0で勝利した第7節・名古屋戦の実績は、チームに大きな自信をもたらしている。
前線からの積極的な守備、ブロックを作る時の切り替えの速さ、スライドスピードも向上し、ポジショニングひとつで相手の組織的な攻撃を抑えきることができていた。攻撃においても、FWレアンドロ・ペレイラが出場した4試合連続でゴールを決め、9月以降は12試合出場で7得点と好調を維持。また、MF森島司が今季2本目、通算3本目となる直接FKでのゴールを叩き込んでおり、ショートカウンターとセットプレーの脅威が増幅している。
10月以降の9試合では無得点試合が2試合しかない。一方で、複数得点を挙げた試合が5試合と、チームとしての破壊力も強まっている。
【マイナス材料】
横浜FCが中5日と休養十分である一方、サンフレッチェ広島は中2日。致し方ないとはいえ、コンディションの差は否めない。同じように中2日で挑んだ第25節・ベガルタ仙台戦はコンディションを考慮してメンバーを大きく変えて臨んだが、結果はスコアレスドロー。チャンスは数多く存在したものの、得点を取って勝利するところまでは至らなかった。
ホームでの連戦で移動がない分、前回の連戦よりも楽ではあるが、それでも厳しいことには変わりない。特にエースのL・ペレイラ不在の試合は第24節・